先日行われたクラシックコンクール全国大会では審査員を務めさせ頂きました。
東京の全国大会を審査された先生の興味深いブログ記事をたまたま見つけました。
とても参考になります。
最後の文
バイオリンを使って人生をどう生きていくか、、、、
まさにそれです!^_^
是非是非最後まで読んでください。
以下引用
まず、コンクールで審査していると、5タイプの生徒に出会います。
・技術も表現も出来ていない生徒(準備の出来ていない生徒)
・表現力や感情は豊かなのですが、技術が伴わない生徒。(※これが観ていて1番残念であり、観ていて恥ずかしい・・・何故なら昔の私もこのタイプ)
・技術(テクニック)が出来ているけど、表現力に乏しい生徒。
・技術も表現も出来ている生徒
・どちらも出来ている上に、「特殊能力」を持つ生徒。この特殊能力については「1つの才能」と言っても良いかと思います。
これらを、点数順にして表にすると、以下のような感じになると思います。
技術☓表現力☓
↓〜74点まで
技術☓表現力◯
↓〜78点まで
技術◯表現力☓
↓〜82点まで
技術◯表現力◯
↓〜85点まで
技術◯表現力◯特殊能力&才能◯
86点以上(入賞)
やはり、コンクールは、間違えてもイケないし、技術が伴わないと点数はなかなか取れない気がします。
点数が取れないとガッカリもしますし、焦りもします。中には、コンクールに左右されて、ヴァイオリンはもうやめよう!なんていう親御さんもいるかもしれません。
しかしながら、コンクールはあくまで練習モチベーションを上げる手段の1つです。正直、時間と手間をかければ良い演奏は出来ると思います。
演奏が上達する事は素晴らしい事だと思いますし、コンクールで賞を取る事は立派だと思います。
ですがそれより、コンクールで努力して上達したヴァイオリンをどう使って生きて行くか、どうヴァイオリンで人生を楽しんで、その技術で周囲の人たちを楽しませて行けるかを考えてくれる生徒が増えれば良いなと思います。
コンクールの向こう側を考える生徒たちが増えれば、音楽の世界が更に明るくなって行くような気がします。それが、私達の使命じゃないかなぁと思います。少なくとも私の生徒には、そうなって貰いたいと思います(^^ゞ
是非、このページを訪れてくれた方の参考になれば良いなと思います(^^ゞ
林こずえのバイオリン教室@名古屋
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