審査員の際にいつも思うこと。

おはようございます😃

先日はクラシックコンクール愛知本選の審査員を務めさせて頂きました。

毎年審査員をして思うことは

・上手い子は体幹がある。(音が弱い子は体幹がなく、身体がブレている)

・上手い子は肩甲骨を使ってバイオリンを弾いている。(両肩甲骨を自由に、楽に動かすことによって左のポジション移動や、ビブラート、右手の動き、重さの乗せ方が変わってくる)

・ピアニストと息が合っている。

1.2番は指示している先生に教えて頂いたら良いと思うのですが…..

3番目のピアニストと言うのは大変重要で、皆さんピアニストの大切さを分かってないな、と言う印象を毎回受けます。2人で一つの曲を作り上げることを理解してない?

もちろんバイオリンがメインなどだけれど、ピアニストはいかに流れを作ってあげるか、音色を、風景をどう作ってあげるか、間違えそうになったらどうフォローするか…….大変な役をピアニストにお願いしていることを理解する必要があります。

耳の良い子、上手い子、プレイヤーを続けている先生、音楽を全体で捉えている先生なら絶対に気付く問題だと思います。

ピアニストは絵画で言うと、背景、または額縁みたいなものなのです。

ピアノが乗せてくれれば、バイオリニストはピアノの流れに乗ればいいし、バイオリニストが引っ張りたいならピアニストは上手く色を作りながらついていけばいいし、どちらがどうしなきゃいけないと言うことは無いと思います。

是非、自分の演奏にしっかり耳を傾けてくれる相性の良いピアニストに伴奏はお願いしてください!

必ずしも上手いピアニストが上手い伴奏者ではないし、みんなが良いと言うから自分も。ではなく自分と相性の良いピアニストを是非見つけてください✨✨

前回のコンクールでもピアニストの流れを借りて上手く演奏している耳の良い子を見て、大変感動しました😊

ピアノの音を聞くと言うことは難しいですが、ピアノの伴奏譜を見たり、オケ譜を見たり、自分以外が何を弾いているのか理解しましょう‼️

この辺は耳が全てですね。

林こずえのバイオリン教室@名古屋

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