今まさに受験シーズンですね……
今年音高、または音大受験生のみなさんに、1人でも多くの子に感じて欲しいこと。。。
私もかつては受験や数々のコンクールを経験し、今は演奏家と講師、コンクール審査員をしてるからこそ言えることを今日は書きます……
どうしても受かりたい!!と言う気持ちが強いと人間は守りの演奏になります。
リズムと音程を守ることに最大の努力と時間を割く。
もちろん それはとっても大切なことだけど、それと同じくらい大切なことは自分の音楽をすること。
音程とリズムだけを求めるならば、それこそ機械に演奏して貰えばいいことで、人間が演奏する以上、バイオリンを鳴らし、各弦の音の特徴を出し、自分の音、自分の音楽を 自分の世界観を人に伝えることは演奏家を志す学生にとってとても大切なことだと思います。
特に音楽の専門学校への受験は、その子のこれからの可能性、将来性を見る場です。
1つや2つ音程間違えても、気にしない^_^
その後、その失敗を補うだけのいい音を出せばいい!
音程とリズムしか頭になかったら、緊張で逃げ場がない。
受験の場でも、誰かのために演奏すると言うことを忘れないで。
受験生の皆さん 楽しいステージを!
今年は小2から見てる手のかかる?生徒ちゃんの音高受験
あんなにとっちらかってた子が音高受験なんて感慨深いものがありますが…….
私はその子の良さも悪さも一番知ってると思います。後にも先にも私以上その子の底上げに努力した先生はいないと自負出来る!!本当に頭を悩ました生徒で、心から上手になって欲しい、これからステキな音楽家になって欲しいと思っています。
あなたは素直で、音が美しく、決して大胆ではないけれど緑いっぱいの森の中にある澄んだ小川の流れのような、水の流れる音が聞こえる音楽です。
自分の良さを忘れないで、自分の演奏しておいで^ ^
検討を祈ります。
林こずえのバイオリン教室@名古屋
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