こんばんは。
最近ブログをサボり気味・・・・
だったので今日はたくさん更新しました!
先日高校生の音楽高校に通っている生徒が実技試験にシベリウスのバイオリン協奏曲を弾く。とのことでここ2ヶ月ほどみっちり厳しくレッスンをしていたのですが、やはりシベリウスは難しい・・・・
あの冷たくて、哲学的で あの時代の社会情勢がうかがえる&技巧性よりも交響的な重厚な響きと室内楽的な緊密な構成
どの方向から見ても難易度の高い曲です。
そして私も何度も経験があるのですが、試験&コンクール前ってナーバスになるんですよね・・・・
試験の1週間前から『やだなーやだなー・・・・』と思い、みんなの出来が気になり始め、当日はみんなの演奏がとても上手に聞こえる・・・・
でも緊張って感受性が豊かだから緊張するんだと思うんです。
緊張すると弾けるものも弾けなくなるけれど、火事場の馬鹿力みたいなパワーも出る。緊張とどう向き合うか・・・・・それが出来たら苦労しないんですが・・・・
まぁ私もたくさんの本番をこなしてきましたが、とにかく本番前は緊張します。
私の生徒もそれに陥り、すっかりナーバス。
メールで励まし、本番を向かえ・・・・
泣きながら電話がかかってきました。
結果は、
無事落ち着いて弾けました。リハーサルより上手に弾けました!でも悔しい!もっと頑張る!
とのこと。素晴らしい~!
こうやって本番を踏む度に上手になって行くんですね
本番一回踏むことは、何時間練習する&レッスンを受けるより上達する。
これからの成長をまた楽しみにしています。
林こずえのバイオリン教室@東京
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